Dec 30, 2023
建設大手CRH、英国への打撃でロンドンではなく米国を選択
Il gigante dei materiali da costruzione CRH prevede di spostare la sua quotazione azionaria principale dagli Stati Uniti.
建築資材大手CRHは主要な株式上場を英国から米国に移す計画で、ロンドン株式市場にさらなる打撃となっている。
アイルランドに本拠を置く同社は、北米が現在収益の約4分の3を占めており、「将来の成長の主要な推進力」となる可能性が高いと述べた。
この動きにより、英国株式市場が海外のライバルに負けているとの懸念がさらに高まる可能性がある。
報道によると、英国のハイテク企業アームもニューヨークに株式を上場する可能性がある。
チップ設計者のアームはかつて英国トップ企業のFTSE 100株価指数のメンバーだったが、2016年に日本の複合企業ソフトバンクに買収された。
最近、ソフトバンクは米企業エヌビディアへの売却計画が失敗したことを受け、アーム株の上場を検討していた。
英国政府は同社がロンドン株式市場を選択するよう熱心にロビー活動を行っていると伝えられている。
しかし、ブルームバーグは、アームが英国を拒否し、今年後半にニューヨークでの株式上場を目指すと報じた。
ロンドン上場企業の買収が相次ぎ、英国市場の重要性が低下し、急成長するハイテク企業の誘致に失敗しているとの懸念が高まっている。
CRHは過去1年間の好調な売上高と利益を報告したことを受けて、株式上場を変更する計画を発表した。
アスファルト、セメント、舗装などの製品を供給する同社は、昨年の売上高が12%増の327億ドル(273億ポンド)、利益は13%増の56億ドルとなった。
CRHは、主要な株式上場場所を米国に移すことで同社に「商業的、運営的、買収の機会が増える」と述べ、今後計画について株主と協議すると述べた。
CRHが切り替えを決断すれば、昨年主要上場先を米国に移した配管・暖房製品会社ファーガソンに続くことになる。
先月、賭博会社フラッターは米国株式上場を検討していると発表し、今週初めにはロンドン株式市場最大手の石油大手シェルが2021年に株式を米国市場に移転することを検討しているとフィナンシャル・タイムズ紙が報じた。 。
AJベルの投資ディレクター、ラス・モールド氏は、FTSE100銘柄にはファーガソン氏とCRHに続く可能性のある企業が他にもたくさんあると述べた。
「これはロンドン証券取引所にとって好ましいことではない」と同氏は語った。
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